理事長挨拶

未来は君たちのもの

九州マーチングバンド・バトントワーリング協会 理事長 藤重 佳久

 飛び散る汗のなか、メンバーはバトンやカラーガードを使い華麗な演技を繰り広げ、バンドも見事なフットワークとフォーメーションを展開し、見る者を釘付けにします。また輝く音色の金管楽器とやわらかな音色の木管楽器は見事に調和し、それぞれの表現力豊かな音と音楽を創造します。さらにマーチングパーカッションの連打は高鳴る心を躍動感あふれる音楽に仕上げます。こんなメンバーがひたむきに打ち込む姿は、当然のように観客の心をつかむことができるのです。
目と耳を楽しませ、心を感動で満たす、これがマーチングバンド・バトントワリングの世界です。
今年、本協会は創立30周年という記念の年を迎えました。第一回の大会は、博多女子高校の体育館で数団体からスタートしたときいています。それから30年経ち、現在は155団体と500名の個人会員をようする組織となりました。これもひとえに先輩方の努力と、沢山の方々のご協力、ご理解のおかげと感謝しています。
この歴史と伝統ある九州の活動は、今や全国、世界から注目を集めるほどレベルの高い団体や個人を輩出するほどになりました。バトンの世界大会で金メダル、全国大会でグランプリを受賞し、国体や植樹祭などの国民的行事でも活躍するようになりました。またパレードなど地域の活動のなかでもしっかり市民権を得ているところです。
物が豊かになり便利なはずの状態なのに、世の中は子どもだけでなく大人さえも生き甲斐を持たず、問題行動があとをたたない状況です。しかし、この芸術活動は生き甲斐と感動を共有する力を持っていて、世の中を明るく楽しく元気にするものと信じています。
また、このすばらしい活動が若者の心と体を鍛え、社会人にとって必要な人間性を養うことができます。その間、仲間とともに悩み苦しみ、ときには涙を流し過ごすなかにすばらしい友情が芽生えることでしょう。
このすばらしい活動にたいし、どうぞ今後とも心からのご協力とご声援よろしくお願いたします。

九州マーチングバンド協会
(日本マーチングバンド協会九州支部)
理事長 藤重佳久